7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、132円90銭から132円32銭まで下落し、引けた。米10年債利回りの上昇がいったん止まり、3.03%台から2.95%台まで低下する動きにともない持ち高調整的なドル売りが優勢になったもよう。

 ユーロ・ドルは1.0652ドルから1.0714ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は141円38銭まで下落後、141円97銭まで上昇した。欧州中央銀行(ECB)の7月利上げ開始観測によるユーロ買いが引き続きみられた。

 ポンド・ドルは1.2482ドルから1.2599ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9778フランから0.9716フランまで下落した。

[経済指標]
・米・4月貿易収支:-871億ドル(予想:-895億ドル、3月:-1077億ドル←-1098億ドル)
・米・4月消費者信用残高:+380.69億ドル(予想:+350.00億ドル、3月:+473.40億ドル←+524.35億ドル)
・カナダ・4月貿易収支:+15.0億加ドル(予想:+28.0億加ドル、3月:+22.8億加ドル←+24.9億加ドル)

<KK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 6月7日のNY為替概況