大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7776円(前日日中取引終値↑76円)

・推移レンジ:高値7798円-安値7769円

3日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は上昇した。昨日の海外市場でドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落したことから、ドルの代替投資先とされる金に資金が向かいやすく、金先物は買いが先行した。一方、昨日の米株式市場で主要指数が大きく上昇した流れを引き継いだ今日の東京市場で、日経平均が堅調な推移となり、投資家のリスク資産選好が進むとの見方から安全資産とされる金の投資需要が萎むとの見方もあり、今日の金先物はこうした動きや心理を映し、買いが優勢ながら朝方に高値をつけた後は上値の重い展開となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:上昇、ドル相場下落映すも上値の重い展開