1日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、129円21銭まで下落後、130円13銭まで上昇した。米10年債利回りが2.83%台に低下する動きにともないドル売りが先行。その後、米国の5月ISM製造業景況指数が低下予想に反して上昇し、4月JOLT求人件数も予想を上回り、3月分が上方修正されたことを受けて、10年債利回りが2.93%台まで上昇したことでドル買いが強まった。

 ユーロ・ドルは1.0730ドルまで上昇後、1.0627ドルまで下落。ユーロ・円は138円85銭から138円20銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2600ドルまで上昇後、1.2459ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9596フランまで下落後、0.9659フランまで上昇した。

 カナダ中銀は政策金利を0.50ポイント引き上げ、1.50%に決定した。市場予想通りだった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は129円21銭から130円13銭で推移