20日の日経平均は大幅に反発した。ローソク足は大陽線を描いて強い買い意欲を窺わせた。終値は25日移動平均線を再び上回り、一目均衡表は株価の雲下限突破で三役逆転の弱気形状を解消した。反面、25日線は角度が小さいながら下降を続け、終値は下向きの13週線を下回って下落トレンド延長リスクを警告する形となっている。本日終値は4月高値と5月12日安値の中間(26634.38円)に近く、RSI(14日ベース)は50.45%と中立圏中央付近に位置し、売り買い拮抗状態で今週の取引を終えた。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反発、終値25日線回復し三役逆転解消