16日の日経平均は続伸した。25日移動平均線超えまで上ヒゲを伸ばし、株価下では5日線が上向きに転じた。一目均衡表では終値が雲下限を上回って三役逆転の売り手優位の形状を解消し、相場の局面が「弱気」から「中立」に移った可能性を示唆している。反面、ローソク足は陰線を引き、終値は25日線割れ。4月20日ザラ場と21日終値で25日線超えの後で株価は再び25日線下方に押し込まれており、明日17日以降の25日線超え定着が反転相場入りの成否を判断する上で重要なポイントになりそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸、三役逆転解消し一時25日線超え