12日の米株式市場でNYダウは103.81ドル安の31730.30、ナスダック総合指数は6.73pt高の11370.96、シカゴ日経225先物は30円高の25800円。為替は1ドル=128.50-60円。
小幅ながらナスダックが反発し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も反発したことから、前日に9%安と急落したレーザーテック<6920>のほか、アドバンテスト<6857>、新光電工<6967>、三井ハイテック<6966>などのハイテク株、ファーストリテ<9983>
やSHIFT<3697>などの値がさグロース株に買い戻しが入りそうだ。また、前日に軒並み急落したラクス<3923>、Sansan<4443>、マネーフォワード<3994>、決算後に大きく売られたJMDC<4483>やSREHD<2980>などにも自律反発狙いの買いが向かおう。原油先物相場の堅調推移を背景にINPEX<1605>のほか、三井物産<8031>や三菱商事<8058>などの商社株も注目されそうだ。ほか、市場予想を上回る今期ガイダンスを発表した東エレク<
8035>、フジクラ<5803>などに注目。一方、円高・ドル安を受けてトヨタ自<7203>やホンダ<7267>などは軟調となりそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:三井物産や東エレクなどに注目