12日午前の東京市場で伸び悩み、129円後半を中心に推移。米10年債利回りの低下でドル売り先行後、節目の129円50銭付近で押し目買いが強まり、上昇基調に振れた。ただ、日経平均株価などアジアの主要指数が弱含み、株安を嫌気した円買いが主要通貨の重石となった。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円51銭から130円05銭、ユーロ・円は136円21銭から136円75銭、ユーロ・ドルは1.0508ドルから1.052ドル。

【経済指標】
・日・3月経常収支:+2兆5493億円(予想:+1兆7375億円、2月:+1兆6483億円)

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合・主な意見(4月27-28日開催分)
「金融政策の課題、インフレ抑制でなく依然として低すぎるインフレからの脱却」
「為替レートのコントロールを目標とした政策変更は適当でない」
「需給ギャップが大きくインフレ基調が低い現状は、円安がプラスに働く」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、アジア株安が重石