10日の米株式市場でNYダウは84.96ドル安の32160.74、ナスダック総合指数は114.42pt高の11737.67、シカゴ日経225先物は160円安の26110円。為替は1ドル=130.30-40円。
米SOX指数が+2.50%と大幅に反発したことを受けて、東京市場でもアドバンテスト<6857>やルネサス<6723>などに買い戻しが予想される。米シェブロンの反発でINPEX<1605>、石油資源開発<1662>などにも押し目買いが向かいそうだ。上値追いが続く川崎汽船
<9107>との相対比較で郵船<9101>や商船三井<9104>に押し目買いが向かう可能性もあろう。また、前日に軒並み安となった三井物産<8031>や丸紅<8002>などの商社株にも物色が予想される。ほか、市場予想を上回るガイダンスを公表したリコー<7752>や、第1四半期営業利益が市場予想を大幅に上回ったAGC<5201>への買いが予想される。また、ガイダンスが市場予想を大きく下回るも、1対10の株式分割を発表した任天堂<7974>に注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:リコーやAGCなどに注目