9日の日経平均は大幅に反落した。終値が下向きに転じた5日移動平均線を下回ったほか、ローソク足は上下ともに短いヒゲを伴う大陰線を描き、強い売り圧力を窺わせた。一目均衡表では明日10日の変化日を前に、株価が下振れして雲下限を割り込んで三役逆転を形成して売り手優勢の形状となった。25日線とのマイナス乖離率は2.79%
と売られ過ぎの5%ラインまで幅を残し、RSI(14日ベース)は43.76%と中立圏内にとどまっているため、一段安リスクに留意が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反落、一目均衡表は変化日前に三役逆転