(13時50分現在)

S&P500先物      4,195.20(+20.0)
ナスダック100先物  13,051.30(+41.6)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は220ドル高。米長期金利の過度な上昇は抑えられ、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


26日の主要3指数は大幅反落。序盤から下げ幅を拡大する展開となり、ダウは809ドル安の33240ドルとほぼ安値で取引を終えた。中国での新型コロナウイルスまん延やウクライナ情勢の混迷で、世界経済への影響を懸念した売りが先行。また、NY原油先物(WTI)が1バレル=100ドル台に再浮上し、一段のインフレ高進に警戒感が高まった。連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測を背景に、幅広い売りが指数を下押しした。


本日は底堅い値動きか。引き続き中国での新型コロナウイルスまん延やウクライナ情勢の混迷を背景に、売りが出やすい展開となりそうだ。また、前日の耐久財受注や消費者信頼感指数が予想を下回ったほか、決算発表ではグーグル(アルファベット)の業績内容がやや嫌気され、ハイテクは買いづらい。ただ、自律反発を見込んだ買いが入りやすく、ボーイングやフォード、フェイスブック(メタ)などの業績期待で、買戻しが相場を支えるだろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:底堅い値動きか、自律反発狙いの買い