(13時50分現在)

S&P500先物      4,305.70(+9.6)
ナスダック100先物  13,567.20(+34.0)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は60ドル高。NY原油先物(WTI)の過度な上昇は抑えられ、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


25日の主要3指数は反発。終盤はプラスに転じ、ダウは238ドル高の34049ドルで3日ぶりに上昇した。序盤は中国での新型コロナウイルスまん延で経済への影響を懸念した売りが優勢となり、指数は下げ幅を拡大する場面もあった。しかし、長期金利の低下を受け前日まで売り込まれたハイテク関連を中心に買戻しが強まり、相場を主導。この日はテスラが提示したツイッターへの買収案が合意に達し、好感した買いが波及した。


本日は上げ渋りか。今晩発表の経済指標は耐久財受注(速報値)や消費者信頼感指数などが前回から改善が見込まれ、回復持続を好感した買いが先行しそうだ。半面、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑が広がり、金利高なら買いを抑制する要因に。一方、グーグル(アルファベット)の決算発表を見極めようと、ハイテク関連は買いづらい可能性もある。中国での新型コロナウイルスまん延は引き続き不安材料だ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:上げ渋りか、回復持続も企業業績を見極め