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22日の東京外為市場でドル・円は反落。米金融正常化期待の金利高でドル買いが先行し、正午にかけて128円66銭まで値を切り上げた。ただ、日米財務相会談で協調介入が議論されたとの報道で円売りが巻き戻され、午後の取引では127円74銭まで下落した。
・ユーロ・円は139円47銭から138円26銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0851ドルから1.0801ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円128円00-10銭、ユーロ・円138円40-50銭
・日経平均株価:始値27,197.80円、高値27,205.83円、安値26,904.38円、終値27,105.26円(前日比447.80円安)
【要人発言】
・松野官房長官
「日米財務相会談でドル・円相場の動きも議論した」
「米国などの通貨当局と緊密に意思疎通を図り適切に対応」
「為替の安定は重要で、球速な変動は望ましくない」
・鈴木財務相
「イエレン米財務長官と会談、市場動向と円相場について議論した」
「(米財務長官に)直近の円安が急激と数字で示した」
・易鋼・中国人民銀行総裁
「中国の金融市場は外的ショックに対する免疫がない」
「新型コロナウイルスの状況は中国経済に一段の圧力」
「緩和的な政策は実体経済への支援を強化」
・マックレム・カナダ銀行総裁
「利上げを排除するものは何もない」
【経済指標】
・日・3月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.8%、2月:+0.6%)
・英・3月小売売上高(自動車燃料含む):前月比-0.3%(予想:-0.3%、2月:-0.5%←-0.3%)
・独・4月製造業PMI速報値:54.1(予想:54.5、3月:56.9)
・独・4月サービス業PMI速報値:57.9(予想:55.3、3月:56.1)
・ユーロ圏・4月製造業PMI速報値:55.3(予想:54.9、3月:56.5)
・ユーロ圏・4月サービス業PMI速報値:57.7(予想:55.0、3月:55.6)
・ユーロ圏・2月経常収支:+208億ユーロ(1月:+216億ユーロ←+226億ユーロ)
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