22日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、128円前半から半ばに上値を伸ばした。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速への思惑で10年債利回りが上昇し、ドル買いに振れた。ただ、対円では129円台の売りが警戒され、上値の重さも目立つ。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円26銭から128円66銭、ユーロ・円は138円99銭から139円47銭、ユーロ・ドルは1.0832ドルから1.0849ドル。

【要人発言】
・鈴木財務相
「イエレン米財務長官と会談、市場動向と円相場について議論した」
「(米財務長官に)直近の円安が急激と数字で示した」
・易鋼・中国人民銀行総裁
「中国の金融市場は外的ショックに対する免疫がない」
「新型コロナウイルスの状況は中国経済に一段の圧力」
「緩和的な政策は実体経済への支援を強化」
・マックレム・カナダ銀行総裁
「利上げを排除するものは何もない」

【経済指標】
・日・3月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.8%、2月:+0.6%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、米金利高で