日経平均は449円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大、インフレ長期化見通しや米長期金利の先高観測など懸念材料が引き続き多いことに加え、これから発表が本格化する22年3月期決算を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の日経平均が底堅く推移し、27300円台に位置する25日移動平均線を上抜けて取引を終了したことから、相場の基調は弱くないとの指摘もあり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は449円安、寄り後は軟調