21日の米NYダウは368.03ドル安の34792.76、ナスダック総合指数は278.41pt安の13174.65、シカゴ日経225先物は大阪日中比365円高の27155円。為替は1ドル=128.30-40円。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げのペースの前倒しを支持するような発言をし、これを受けた金利上昇により、前日のナスダックは大幅下落。東京市場でもソフトバンクG<9984>、三井ハイテック<6966>、村田製<6981>、ラクス<3923>、マネーフォワード<3994>、SHIFT<3697>などのハイテク・グロース株が売られそうだ。
特にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落がきつく、レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>など関連株に売りが広がりそうだ。一方、新型コロナ経口薬を米国が購入を視野に交渉しているとの報道を受け、塩野義<4507>が物色人気化しそうだ。金利上昇を支援要因に第一生命HD<8750>、三菱UFJ<8306>にも買いが向かおう。また、NTT<9432>やKDDI<9433>などのディフェンシブ銘柄も堅調な動きが見込まれる。ほか、良好な月次動向が確認された西松屋チェ<7545>、神戸物産<3038>などにも注目。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:西松屋チェや神戸物産などに注目