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21日の東京外為市場でドル・円は上げ渋り。早朝の127円72銭を付けた後は日銀による緩和的な金融政策の堅持で円安基調に振れ、正午すぎに128円64銭まで上昇。ただ、欧州中銀(ECB)副総裁の発言で夕方にかけてユーロが急伸した影響で、ドルは下押しされた。
・ユーロ・円は138円52銭から139円97銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0859ドルから1.0936ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円128円00-10銭、ユーロ・円139円80-90銭
・日経平均株価:始値27,259.14円、高値27,580.64円、安値27,252.83円、終値27,553.06円(前日比335.21円高)
【要人発言】
・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁
「データ次第で7月に利上げを実施する可能性がある」
・国際通貨基金(IMF)高官
「最近の円安はファンダメンタルズ主導、日本の政策変更の理由とはならない」
・鈴木財務相
「G7で為替について最近の急激な円安について説明した」
「為替動向について、高い緊張感をもって注視」
「為替はファンダメンタルズを反映して安定推移が望ましい」
・習・中国国家主席
「世界経済の回復は依然として脆く、弱い」
「課題に直面する国どうしで共同の取り組みを呼びかける」
「他国の政策変更の影響には慎重であるべき」
【経済指標】
・NZ・1-3月期消費者物価指数:前年比+6.9%(予想:+7.1%、10-12月期:+5.9%)
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