20日午前の東京市場でドル・円は失速し、129円前半から128円半ばに値を下げた。早朝の取引で129円台に強含んだが、磯崎官房副長官の円安けん制発言をきっかけに正午にかけて利益確定売りが強まった。ただ、128円台半ばから後半で下げ止まり、その後は底堅い。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円55銭から129円40銭、ユーロ・円は138円94銭から139円69銭、ユーロ・ドルは、1.0782ドルから1.0810ドル。

【金融政策】
・中国人民銀行:1年物ローンプライムレート3.70%を据え置き(予想は引き下げ)

【要人発言】
・磯崎官房副長官
「為替の安定は重要で、急速な変動は望ましくない」
「米国などの通貨当局と緊密な意思疎通を図りながら適切に対応したい」

【経済指標】
・日・3月貿易収支:-4124億円(予想:-715億円、2月:-6697億円)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は失速、利益確定売りで