15日の東京市場でドル・円は堅調推移。朝方に125円87銭まで下げたものの、米国の金融引き締めへの思惑が強まり、午後の取引で126円68銭まで買われる展開となった。ドルは直近高値(4月13日の126円32銭)を上回った。ただし、本日の欧米市場は聖金曜日の祝日となるため、ドル買い・円売りは一服。ユーロ・ドルは弱含み、1.0831ドルから1.0797ドルまで下落。ユーロ・円は強含み。朝方に136円27銭まで下げた後、午後の取引で136円89銭まで買われている。

【要人発言】
・岸田首相
「物価上昇は主に世界的な原材料価格の上昇が原因」
「日銀が物価安定目標に努力されることを期待」
・鈴木財務相
「為替、大変問題との認識ある」
・関係筋
「日本銀行のコアCPI見通しは大幅に上方修正へ」

・17時時点:ドル・円126円40-50銭、ユーロ・円136円65-75銭
・日経平均株価:始値26,932.48円、高値27,203.77円、安値26,784.92円、終値27093.19円(前日比78.81円安)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は騰勢持続、一時126円68銭まで買われる