7日午前のアジア市場でドル・円は下げ渋り、123円後半から半ばに値を下げた後は小幅に戻した。日経平均株価の大幅続落を受けやや円買いに振れたほか、米10年債利回りの低下でドル買いは一服。ただ、米金融引き締め観測で金利先高観から、ドルは売りづらい。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は123円47銭から123円93銭、ユーロ・円は134円66銭から135円05銭、ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.0907ドル。

【要人発言】
・内田日銀理事
「日銀の政策は長期・超長期の金利が低い要因になっている」
「緩和推進で経済を押し上げ、雇用者所得の増加につながっている」
「年金は株式にも投資、金融緩和で運用改善につながっている」
・野口日銀審議委員
「エネルギーや原材料の価格上昇で交易条件悪化、円安の影響は実際には極めて限定的」

【経済指標】
・豪・2月貿易収支:+74.57億豪ドル(予想:+116.50億豪ドル、1月:+117.86億豪ドル←+128.91億豪ドル)


<TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売りは縮小