NY外為市場ではドルが続伸した。ドル指数は99.23まで上昇。ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事がFRBが5月にもバランスシートの速やかな縮小を開始する可能性が強い、と言及したため金利上昇に伴うドル買いが加速。米10年債利回りは2.545%まで上昇し2019年4月来の高水準となった。

ドル・円は日米金利差拡大観測を受けた買いに123円44銭まで上昇し3月29日来の高値を更新。3月末につけた心理的節目となる125円も視野に入った。ユーロ・ドルは1.0975ドルから1.0932ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.3167ドルへ上昇後、1.3120ドルまで反落。ドル・スイスは0.9238フランまで下落後、0.9294フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円続伸123.43円、125円も視野、米10年債利回りは2.53%まで