大阪取引所金標準先物 23年2月限・夜間取引終値:7593円(前日日中取引終値↑33円)

・想定レンジ:上限7660円-下限7580円

5日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇しそうだ。米国やEUが対ロシア制裁の強化を検討する方針と伝えられ、対ロ制裁の世界経済への影響が意識され、安全資産とされる金が買われやすくなっている。特に、EUによる制裁にはエネルギーの禁輸措置が含まれる可能性が指摘され、これを受けた昨日の海外市場で原油価格が上昇しており、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要も膨らむことが想定される。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、対ロシア制裁の強化を意識へ