大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:7616円(前日日中取引終値↓26円)

・推移レンジ:高値7658円-安値7594円

29日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落した。昨日の海外市場で原油価格が大きく下落したことからインフレ警戒感がやや後退し、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要が萎むとの見方が広がり、金先物は売りが先行した。一方、外為市場で朝方一時1ドル=124円20銭台と昨日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高が進んだここから、円建てで取引される金先物の割安感が意識され、金先物は上げに転じる場面もあるなど、今日の金先物は売りが優勢ながらやや方向感を欠く動きとなった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:下落、インフレ警戒感の後退映すも方向感を欠く動き