29日午前のアジア市場でドル・円は、123円70銭台で推移。鈴木財務相の「悪い円安にならないよう注視する」との発言を受けてドル買い・円売りは縮小気味。クロス円取引に絡んだ円売りも一服している。ただし、日米金利差拡大の思惑は消えていないことから、ドル・円は123円台前半で下げ渋る可能性が高いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は123円32銭から124円30銭、ユーロ・ドルは1.0970ドルから1.0998ドル。ユーロ・円は135円54銭から136円52銭で推移。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル売りはおおむね一巡か、日米金利差拡大の思惑残る