25日午前のアジア市場でドル・円は軟調地合いとなり、122円半ばから121円後半に値を下げた。日米金融政策の違いに着目した前日までのドル買い・円売りを巻き戻す動きで、その後は121円後半で推移。一方、米株式先物はプラスで推移し、円買いを抑制する。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は121円72銭から122円44銭、ユーロ・円は134円26銭から134円75銭、ユーロ・ドルは1.0996ドルから1.1036ドル。

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「円安進行で円の信頼が失われたということではない」
「実質実効為替の円安は物価が相手国よりも低い影響が大きい」
「強力な緩和を粘り強く続け、持続的・安定的な物価上昇を目指す」
「4月以降のCPIは2%程度になる可能性がある」

【経済指標】
・日・3月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比+0.8%(予想:+0.7%、2月:+0.5%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は軟調、円売りの巻き戻しで