24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円57銭から122円41銭まで上昇し、122円33銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し1969年以降で最小となったほか、米3月製造業PMI速報値も予想外に2月から上昇したため米利上げ加速観測が一段と強まり、長期金利上昇に伴うドル買いが加速。日米金利差拡大観測に伴う円売りも強まった。

ユーロ・ドルは1.0966ドルまで下落後、1.1013ドルまで反発し、1.0998ドルで引けた。ポルトガル中銀のセンテノ総裁がユーロ圏の景気後退はECBのシナリオにはないとしたため、警戒感が後退しユーロ買いが強まった。ユーロ・円は133円51銭から134円61銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3214ドルまで上昇後、1.3168ドルまで反落。ドル・スイスは0.9302フランから0.9324フランのレンジで上下に振れた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドル・円は一時122円41銭、米利上げ加速の思惑強まる