米国株式市場は反発。ダウ平均は349.44ドル高の34707.94ドル、ナスダックは269.24ポイント高の14191.84で取引を終了した。原油価格の反落で、安心感から寄り付き後、上昇。新規失業保険申請件数が53年ぶり低水準を記録したほか、3月PMIも改善したため景気回復への期待が再燃し終日堅調に推移した。引けにかけ、半導体の上昇がけん引し、一段高となった。セクタ—別では半導体・同製造装置、消費者サービスが上昇。

半導体のエヌビデア(NVDA)と、インテル(INTL)は世界的な半導体不足に対処するため、協力して生産を拡大させる可能性が報じられ買われた。配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)はニューヨーク市タクシー・リムジン委員会の技術面でのパートナーであるクリエーティブ・モバイル・テクノロジーズならびにカーブ・モビリティーと提携、ニューヨーク市のタクシーを同社アプリに組み入れると発表し、上昇。電動トラックメーカーのニコラ(NKLA)は生産開始を発表し、上昇した。鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は世界的な鉄鋼不足で同社の優位性が注目されたほか、アナリストの投資判断引き上げで上昇。また、携帯端末のアップル(AAPL)はアイフォーンなど端末の定額利用サービスを検討しているとの報道で上昇した。

バイデン大統領はロシアのプーチン大統領がウクライナで化学兵器を使用した場合、その利用の種類にもよるが対応する可能性があると述べた。

Horiko Capital Management LLC

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウ349ドル高、半導体が主導