大阪取引所金標準先物 23年2月限・夜間取引終値:7451円(前日日中取引終値↑60円)

・想定レンジ:上限7500円-下限7420円

11日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇しそうだ。ロシアとウクライナの外相会談で停戦合意へ目立った進展がなく、ウクライナ情勢の先行き不透明感が強まり、前日に一旦後退した投資家の安全資産選好姿勢が再び強まっている。また、2月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.9%上昇し、インフレが加速しているとの見方から、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要も継続している。こうした動きや心理を映し、金先物はナイトセッションで上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:上昇か、安全資産選好やインフレヘッジの動きが強まる展開へ