大阪取引所金標準先物 23年2月限・夜間取引終値:7417円(前日日中取引終値↓207円)

・想定レンジ:上限7460円-下限7360円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は下落しそうだ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国が増産に動くとの観測もあり、昨日の海外市場で原油先物価格が下落したことを受け、インフレ警戒感がひとまず緩和し、インフレをヘッジ(回避)する目的の金需要が萎んでいる。また、昨日の米株式市場で主要指数が大幅に反発したことから、このところの投資家の安全資産選好一辺倒の動きも一服し、ナイトセッションで金先物は大幅に下落しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、利益確定売りが膨らむ展開となりそうだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金見通し:下落か、インフレ警戒感がひとまず緩和し利益確定売り膨らむ展開へ