8日の米株式市場でNYダウは184.74ドル安の32632.64、ナスダック総合指数は35.41pt安の12795.55、シカゴ日経225先物は大阪日中比115円高の24805円。ドル・円は1ドル=115.70-80円。原油先物相場をはじめとした資源価格の高止まりを背景に、前日に利益確定売りが膨らんだINPEX<1605>、三菱商事<8058>、住友鉱山<5713>、大平洋金属<5541>、大紀アルミニウム<5702>、日本冶金工業<5480>などに押し目買いが向かいそうだ。米長期金利の下落が一服し、上昇に転じたことで三菱UFJ<8306>や東京海上HD<8766>なども反発が見込まれる。米SOX指数の反発を支援要因に東エレク<8035>やスクリン
<7735>にも自律反発狙いの買いが入ろう。一方、原油相場の先高警戒感が拭えないなかコスト増が懸念されるJAL<9201>、旭化成<3407>、王子HD<3861>、住友ゴム<5110>などは軟調となりそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:三菱UFJや東エレクなどに注目