8日午前のアジア市場でドル・円は引き続き115円40銭台で推移。安全逃避的なドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられており、ドル・円は115円台前半の水準が目先的な下値目途になりつつある。今年前半の日本の貿易・経常収支は大幅に悪化(貿易赤字の拡大、経常黒字の大幅な縮小)するとみられており、ドル需要の増大でドルは底堅い動きを保つとみられる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円27銭から115円49銭、ユーロ・ドルは1.0849ドルから1.0871ドル。ユーロ・円は125円11銭から125円55銭で推移。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は115円台前半の水準が目先的な下値目途に