日経平均は246円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。ロシアによるウクライナへの激しい攻撃が続いており、投資家のリスク回避姿勢がさらに強くなっていることに加え、対ロ経済制裁に伴うエネルギー高が世界経済の下押し圧力となることが懸念されると同時に、インフレ加速がさらに強く意識され、買い手控え要因となった。一方、日経平均が昨日までの2営業日で1300円を超す下げとなったことから自律反発狙いの買いが入りやすかったことに加え、外為市場で1ドル=115円30銭台と、昨日15時頃に比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが株価下支え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は246円安、寄り後はもみ合い