7 日のニューヨーク外為市場でドル・円は115円20銭から115円47銭まで上昇して、引けた。欧米諸国がロシア産原油禁輸を検討するとの報道を受けて、原油価格が2008年以降14年ぶり高値を更新、燃料価格の高騰がインフレを一段と押し上げるとの見解に米国債相場が反落。金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。



ユーロ・ドルは1.0931ドルまで強含んだのち、1.0846ドルへ反落して、引けた。ドイツがロシア産原油の禁輸に難色を示しているとの報道で一時ユーロ売りが後退したが、原油高やウクライナ戦争が域内経済の重しになるとの懸念が根強くユーロの上値を抑制。

ユーロ・円は125円95銭まで上昇後、125円20銭まで反落。
ポンド・ドルは1.3200ドルから1.3102ドルまで下落した。

ドル・スイスは0.9232フランから0.9272フランまで上昇した。


【経済指標】・米・1月消費者信用残高:+68.38億ドル(予想:+242.50億ドル、12月:+223.84億ドル←+188.98億ドル) <KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 3月7日のNY為替概況