ドル・円オプション市場で変動率は低下。リスク警戒感が後退し、オプション売りが優勢となった。

リスクリバーサルでは3カ月物を除き円コールスプレッドが縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コールに比べ、円先安感に伴う円プット買いが強まった。3カ月物は変わらず。

■変動率
・1カ月物7.23%⇒7.07%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物7.13%⇒7.10%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物7.26%⇒7.17%(08年10/24=25.50%)
・1年物7.33%⇒7.30%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.36%⇒+1.34%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.45%⇒+1.45%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+1.51%⇒+1.49%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+1.55%⇒+1.53%(08年10/27=+10.71%)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 [ドル・円通貨オプション] 変動率低下、リスク警戒感が後退