- 週間ランキング
大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価は4500円を据え置いている。コロナ需要の一巡で医師会員サイト企業の成長性が鈍化する中、同社に関しては、施策効果によって競合比で高い売上成長が継続する可能性があるとみているほか、来期以降は新サービスの収益貢献も期待できると評価している。5カ年平均営業成長率は従来の26.8%から28.7%へ上方修正しているもよう。
DLE<3686>:255円(+27円)
大幅反発で上昇率トップ。ビジネスメタバース事業を推進する子会社を設立すると前日に発表、期待材料視される展開になっている。100%子会社であるちゅらっぷすが80%の筆頭株主となり、同社の連結子会社となる予定。3月の設立を予定しているようだ。今後の市場拡大が期待されているメタバース事業への進出により、中期的な業容拡大を期待する動きが先行しているもよう。
平和不<8803>:3600円(-365円)
大幅続落。大和証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も4560円から4260円に引き下げている。株価は12月以降のアウトパフォームが顕著となっているが、最近では市況悪化に伴ってJ-REITの投資口価格も下落しており、同社の利回り面の魅力が相対的に低下してきたとみているもよう。また、高い株主還元が24年3月期まで続くとみられるが、その先は株主還元額が一旦伸び悩む可能性もあるとしている。
エムスリー<2413>:4569円(+150円)
大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も5800円から6400円に引き上げている。株価下落によって市場の過度な成長期待が修正されたこと、主力の製薬マーケティング支援では付加価値化による中期的な成長確度が高まると考えられることを評価引き上げの背景としている。来期は営業減益を見込むが、再来期には2ケタ成長への回帰を予想。
SREHD<2980>:3135円(-700円)
ストップ安。54万4200株の公募増資、288万2600株の株式売出、29万900株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。目先の需給悪化を警戒する動きが優勢に。売出人はZHDであり、所有割合は従来の21.46%から2.82%となる。また、ヤフーとの業務提携の見直しも発表、「おうちダイレクト」の共同運営等に関する提携関係を3月に終了、4月より新たに「Yahoo!不動産」メディア活用に関する提携を実施する。
鳥羽洋行<7472>:2906円(+129円)
昨年来高値。22年3月期の営業利益を従来予想の17.20億円から18.95億円(前期実績12.72億円)に上方修正している。電子部品や半導体、半導体・液晶製造装置を製造する得意先への販売が好調なため。併せて期末配当を従来予想の110.00円から120.00円(前期末実績100.00円)に増額修正した。年間配当も同額。また、株主優待制度の拡充と30万株の自社株消却(消却前の発行済株式総数に対する割合は6.00%)を発表している。
バンクオブイノベ<4393>:2190円(+51円) 2260 +121
大幅に5日続伸。スマートフォン向けの新作RPG「メメントモリ」の事前登録数が20万人を突破したと発表している。国内月額課金高5億円以上の規模を最低1年以上推移させることを目指して開発を進めていた。今後、事前登録数をさらに伸ばし、22年9月期第3四半期会計期間中(22年4-6月)にリリースする予定。事前登録数の順調な増加を受け、新作ゲームへの期待から買われているようだ。
NexTone<7094>:2447円(+52円)
大幅に反発。4月から新たに著作権管理を受託する予定の作品数(移管予定作品数)が6078曲(前年同期は1699曲)になると発表している。このうち新規移管による純増は1235曲、委託範囲拡大は4843曲。受託作品の増加を受け、主力の著作権管理サービスが伸長するとの期待が広がっている。また、NexTone株は2月24日に昨年来安値を付けた後は底堅く推移しており、値頃感も買いにつながっているようだ。 <ST>