24日の日経平均は5営業日続落した。ローソク足は大陰線で終了し、終値は節目の26000円を下回った。ボリンジャーバンド(25日ベース)では終値が-2σ(本日26258.51円)を下回り、下値拡張局面入りを強く示唆している。一方、下降中の25日移動平均線との下方乖離率は終値4.32%で、ザラ場安値が5.04%と「売られ過ぎ」ラインの5%
にようやく届いたばかりで、短期的なリバウンドを期待しにくい水準にある。先行性の強いストキャスティクスの%Kが11.74%と2ケタ台にとどまって低下余地を残していることもあり、底値到達までにもう一段安となるリスクに警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日続落、ボリンジャー-2σ割れで下値拡張へ