米コンファレンスボードが発表した2月消費者信頼感指数は110.5と、1月111.1から低下し、昨年9月来で最低となったが、予想110.0は上回った。同時刻に発表された米2月リッチモンド連銀製造業指数は1と、1月8から上昇予想に反し低下し、マイナスとなった昨年9月来で最低となった。

事前にマークイットが発表した2月製造業PMI速報値は57.5と、1月55.5から予想以上に上昇した。また、2月サービス業PMI速報値は56.7と、1月51.2から予想以上に上昇した。2月総合PMI速報値は56.0と、1月51.1から予想以上に上昇した。

予想を上回った消費者信頼感やPMIを好感し、米国債相場は軟調。米10年債利回りは1.92%から1.95%まで上昇した。ドル買いも優勢となり、ドル・円は115円03銭から115円24銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1352ドルから1.1342ドルまで弱含んだ。
【経済指標】
・米・2月リッチモンド連銀製造業指数:1(予想:10、1月:8)

・米・2月消費者信頼感指数:110.5(予想:110.0、1月:111.1←113.8)
・米・2月製造業PMI速報値:57.5(予想:56.0、1月:55.5)
・米・2月サービス業PMI速報値:56.7(予想:53.0、1月:51.2)
・米・2月総合PMI速報値56.0(予想52.5、1月:51.1)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米2月消費者信頼感指数/製造業PMI速報値/リッチモンド連銀製造業指数、ドル買い