22日の東京外為市場でル・円は下げ渋り。ウクライナ情勢で混迷が深まるなかリスク回避的な円買いが先行し、114円80銭から114円50銭まで値を下げた。ただ、ドルは対欧州通貨を中心に有事の買いが入り、午後は値を戻す展開となった。

・ユーロ・円は129円90銭から129円36銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1288ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円114円70-80銭、ユーロ・円129円60-70銭
・日経平均株価:始値26,515.45円、高値26,550.14円、安値26,243.73円、終値26,449.61円(前日比461.26円安)

【経済指標】
・英・1月公的部門純借入額(銀行部門除く):-29億ポンド(予想:-31億ポンド、12月:+153億ポンド←+168億ポンド)

【要人発言】
・プーチン・ロシア大統領
「ウクライナ東部の親ロ派独立を承認」
・ブリンケン米国務長官
「ウクライナ親ロ派支配地域では、ここ数日停戦違反が増えている」
・ゼレンスキー・ウクライナ大統領
「国境はロシアの声明に関係なく存在し続ける」
・ボウマン米FRB理事
「3月の0・5%利上げ、データを注意深く見守る」
・ケント豪準備銀行総裁補佐
「公開市場操作のレポ金利は変動金利に変わる」
「将来の金利軌道の指針を示すものではない」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後は値を戻す展開に