22日の東京市場でドル・円は下げ渋り、114円半ばの水準を維持した。ロシアがウクライナ東部の親ロシア派武装勢力を独立国家として承認し、早朝から地政学リスクへの警戒感が高まった。ただ、その後は様子見ムードが広がり、安全通貨買いは一服している。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円50銭から114円80銭、ユーロ・円は129円36銭から129円90銭、ユーロ・ドルは1.1296ドルから1.1320ドル。

【要人発言】
・プーチン・ロシア大統領
「ウクライナ東部の親ロ派独立を承認」
・ブリンケン米国務長官
「ウクライナ親ロ派支配地域では、ここ数日停戦違反が増えている」
・ゼレンスキー・ウクライナ大統領
「国境はロシアの声明に関係なく存在し続ける」
・ボウマン米FRB理事
「3月の0・5%利上げ、データを注意深く見守る」
・ケント豪準備銀行総裁補佐
「公開市場操作のレポ金利は変動金利に変わる」
「将来の金利軌道の指針を示すものではない」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ウクライナ情勢にらみ