NY外為市場ではリスク選好の円売りが優勢となった。ユーロ・円は131円20銭から131円54銭まで上昇し11日来の高値を更新した。ポンド円は156円20銭から156円59銭まで上昇。一方、質への逃避のドル買い後退で、ドル・円は115円87銭の高値から115円71銭へ反落。

米国務省はブリンケン国務長官とラブロフ露外相による電話会談を明らかにした。先に、ロシアは一部部隊の基地帰還を発表。NATOは未確認としたほか、英国首相などは疑念を払しょくできずにいる。

プーチン大統領は、安全保障を巡り、米、NATOと交渉の用意があるとし、24年以降もウクライナ経由でガス供給継続する方針を示し、外交的解決に前向きな姿勢を示した。
金融市場では一時の警戒感が後退。ダウは415ドル高で推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:リスク選好の円売り、米国務長官と露外相が電話会談