15日午前の東京市場でドル・円は115円半ばを中心にやや値を下げた後、正午にかけて小幅に戻した。日経平均株価の反落で日本株安を嫌気した円買いに振れる場面もあったが、米10年債利回りの先高期待でドル売りは後退。ドル・円は底堅さが意識される。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は115円31銭から115円59銭、ユーロ・円は130円44銭から130円71銭、ユーロ・ドルは1.1300ドルから1.1314ドル。

【経済指標】
・日・10-12月期GDP速報値:前期比年率+5.4%(予想:+6.0%、7-9月期:-2.7%←-3.6%)

【要人発言】
・豪準備銀行(議事要旨)
「物価上昇も、目標範囲内に収まったと結論づけるのは時期尚早」
「供給問題が解決されるにつれ、物価はある程度緩やかになると予想される」
・黒田日銀総裁
「指し値オペ、金利低下して適切な効果を持った」
「日本の物価上昇率は0.5%程度、当面は金融緩和を続けることが適切」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、米金利先高観で