大阪取引所金標準先物 22年12月限・日中取引終値:6866円(前日日中取引終値↑58円)

・推移レンジ:高値6897円-安値6862円

14日の大阪取引所金標準先物(期先:22年12月限)は上昇した。日本時間の10日夜に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことや、先週末の海外市場でWTI原油先物価格(期近物)が約7年4カ月ぶりの高値を付けたことからインフレ加速が意識され、インフレをヘッジ(回避)する目的の金買いを誘った。また、ウクライナ情勢の緊迫化から安全資産とされる金の需要も強く、今日の金先物(期先物)終値は20年8月7日以来、約1年6か月ぶりの高値水準となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:上昇、インフレ警戒やウクライナ情勢緊迫化映し1年半ぶりの高値水準