大阪取引所金標準先物 22年12月限・日中取引終値:6808円(前日日中取引終値↑36円)

・推移レンジ:高値6808円-安値6795円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:22年12月限)は上昇した。1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控え、市場ではインフレ警戒感が強くなっており、インフレをヘッジ(回避)する目的で金が買われやすくなった。また、このところ上昇傾向を強めていた米長期金利が上昇一服となったことから、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方もあり、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となり、期先物の日中取引としては昨年11月19日以来の6800円台となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:上昇、インフレ警戒や米長期金利の上昇一服を反映