米財務省は370億ドル規模の10年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは1.904%と、テイルはマイナス2.2ベーシスポイント。応札倍率は2.68倍と、前回6回入札平均の2.52倍を上回り、2020年5月入札以降で最高。需要は強かった。外国中銀を含む間接入札者の落札比率は77.6%で、過去6回入札平均の68%を上回り過去最高を記録した。

良好な入札結果を受け米国債相場は続伸。10年債利回りは1.91%の低水準で推移。ドル売りが先行し、ドル・円は115円45銭で戻りが鈍い。ユーロ・ドルは1.1448ドルまで上昇した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル続落、米債利回り低下、10年債入が好調