フランス中銀のビルロワ・ドガロー総裁はフランス国民会議での講演で、「インフレは想定以上に高く長期化し国民に疑問を与えた」としたが、「依然、一時的」との見方を表明した。今後、数カ月内にインフレが緩やかに鈍化し、目標の2%を割り込む水準に戻るとの考え。また、フランス中銀、欧州中央銀行(ECB)は域内、フランスの長期インフレが2%前後に戻るために必要なことを行うとした。

ユーロは売り買い交錯。ユーロ・ドルは1.1420−25ドルでもみ合いが続いた。ユーロ・円は株高に連れたリスク選好の動きに131円63銭から132円03銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.844ポンドから0.8420ポンドまで軟化。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ底堅い、仏中銀総裁はインフレ急伸一時的との見解示す