NY外為市場で米利上げ観測を受けたドル買いは一段落した。ドル・円は115円43銭から115円20銭へ弱含んだ。ユーロ・ドルは1.1412ドルの安値から1.1457ドルまで上昇した。ユーロ・ドルは1.3505ドルの安値から1.3551ドルまで反発した。

米10年債利回りは1.93%まで上昇したのち、1.919%で伸び悩んだ。労働省が発表した米1月雇用統計は強い結果となったが、遅れている修正が雇用者数を押し上げており、必ずしも雇用の増加を示していないとの見解。また、パンデミック下、より現状に近いとされる
世帯の世論調査によると、1月雇用は27.2万件減と、市場アナリストの予想通り減少している。3月の大幅な利上げ観測は後退しつつある。

米国株式相場は下げ幅を縮小。ダウは49ドル安で推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル買い一服、米1月世帯世論調査での雇用は減少