4日の日経平均は反発した。ザラ場で5日移動平均線割れの後、終値は5日線上に復帰。
日足ローソク足は上下のヒゲが短い陽線を引いて足元の強い買い圧力を窺わせた。週足では先週の陰線の胴体部分を今週の陽線の胴体が包み込む「陰の陽包み」を示現して底打ちを強く示唆した。RSI(14日ベース)は40.62%と昨日(40.75%)から中立圏下限の40%付近にとどまり、過熱感は乏しく、50%ラインに向けた回復トレンドが続いている模様だ。反面、25日線や13週線、一目均衡表の転換線が下向きのため一定の売り圧力が残る可能性に留意したい。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反発、週足「陰の陽包み」示現で底打ち示唆