NY外為市場では欧州中央銀行（ECB）の日本時間3日に予定されている定例理事会を控えユーロの買戻しが目立つ。
ユーロ・ドルは1.1292ドルへ反落後、1.1305−10ドルまで再び上昇する底堅い展開となった。50日移動平均水準（DMA）の1.1310ドルを挟む攻防。
朝方は低調な米雇用関連指標を受けたドル売りに1.1330ドルまで上昇した。
ECBは定例理事会で政策金利の据え置きを決定する見通し。ラガルド総裁など、メンバーは年内の利上げの可能性は少ないと慎重な姿勢を再表明する見通しだが、市場はすでに年内の利上げを織り込み始めた。

＜KY＞
情報提供元： FISCO
記事名：「 NY外為：ユーロ・ドル50DMA試す、ECBの定例理事会控え 」