日経平均は277円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、主要企業の四半期発表が佳境となっており、好決算や好業績見通しの銘柄に物色の矛先が向かい、相場の支えとなった。一方、米金融政策を巡る不透明感や、緊張が続くウクライナ情勢、国内での新型コロナ感染拡大など懸念材料が多く、株価の重しとなり、また、昨日までの3営業日で日経平均が900円を超す上げとなったことから戻り待ちの売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は底堅く推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は277円高、寄り後は底堅く推移