日経平均は47円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。ウクライナを巡る情勢が一段と緊迫化していることに加え、昨日の国内の新型コロナ感染者が初めて6万人を超えるなど感染拡大に歯止めがかからず、また、日本時間明日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見など、警戒材料が多く、株価の重しとなった。さらに、ここから発表が本格化する企業の四半期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすく、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は47円安、寄り後は一時上げに転じる