日経平均は309円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことや、外為市場で1ドル=114円10銭前後と、昨日15時頃に比べ40-50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内で新型コロナ感染が拡大しており、小池東京都知事が、病床使用率が20%に達した段階で国への「まん延防止等重点措置」要請を検討すると表明したこともあり、経済活動活性化が遅れるとの懸念が強まり、買い手控え要因となった。一方、昨日の日経平均が反落した後ということから押し目買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は309円安、寄り後は軟調